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説明 |
養殖エビに対する銅イオンの毒性についておしえてください
この質問はとても難しいお話ですね。私、車えびって海洋性のものなのか、淡水性のものなのかを知らないのですけど(無知でごめんなさい)、どうもお話を伺っておりますと、熱帯魚なんかにやる硫酸銅による消毒と似たようなお話のようですね。
この質問を受け取ったのは、山形で開催されていた水環境ワークショップというものに参加していたときで、たまたまそこに専門家ともいえる博士コース1年の学生さんがいたため、そのまま彼に質問してみましたが、頭を抱えていました。
いくつかお聞きしたいのですが、
1. その菌体は淡水性のものですか?湧き水からというので淡水性のものだとしたら、そして車えびが海洋性のものだとしたら、菌体が海水に触れることによって死なないのでしょうか?
2. もし菌体の感染が海老の幼生のころだとすれば、幼生のときに硫酸銅殺菌を行うだけで良いということにはなっていないのか?
3. 銅イオンの生体内残留度については、やってみないとわからない。
4. 海水にも淡水にもいろいろなものが溶け込んでいるので、銅との錯体については一概には言えない。
という状況です。もう少し情報がいただければ、何とかなるかもしれません。
上の学生がちょっと調べてくれたんですが、以下の本はどうでしょうかと紹介してくれました。
『水生生物と重金属(1)銅』、サイエンティスト社、207ページ、1979
年4月初版、15,000円
という本です。この本はお持ちでしょうか?
なにぶん、専門外でよくわからないことばかりなのですが、湧き水の状況や菌体に関する情報をもう少しいただければ、もう少しまともなアドバイスでもできるかと思います。 |
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