ニオブ固体電解コンデンサに関する発表。
ニオブアノード酸化の20分のエージングの時の漏れ電流よりも、リン酸を有機電解液に変えて、ポリチオフェンを圧着した時の漏れ電流の方が多かった。有機電解液中でポリチオフェンを圧着した時、
分極して時間が経過するほど漏れ電流が減っていった。
あかみねは、2007年に、それまでの研究を二オブアノード酸化皮膜の絶縁性と表面欠陥の解析というテーマで修士論文としてまとめ、山形大学を卒業した⇒#365@卒論;。
あかみねは、2005年に、それまでの研究をニオブアノード酸化皮膜の漏れ電流に及ぼす導電性高分子の接触効果というテーマで卒業論文としてまとめ、山形大学を卒業した⇒#255@卒論;。
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平成16年度化学系9学協会連合東北地方大会@岩手県盛岡市⇒#156@ノート;
●化学系9学協会連合東北地方大会⇒#158@ノート;
●2004年度-平成16年度⇒#475@講義;
◆2004(平成16)年度研究ノート⇒#195@ノート;
https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/Public/56307
赤峰広規, 立花 和宏, 仁科 辰夫, 遠藤 孝志, 尾形健明 ,化学系9学協会連合東北地方大会 (2004).
定電位アノード酸化保持の温度変化におけるニオブアノード酸化の構造変化(仮)⇒#1066@講義;
⇒#163@学会;ニオブコンデンサ用固体電解質のニオブアノード酸化皮膜への最適塗布条件⇒#110@学会;電解コンデンサ用カソード材料の接触によるニオブアノード酸化皮膜の欠陥修復⇒#108@学会;
1. 緒言及び目的
ニオブ固体電解コンデンサは酸化皮膜を誘電体として用いる1)。長原らは、ニオブアノード酸化皮膜の比誘電率42はであり、タンタルアノード酸化皮膜の比誘電率(23~27)に比べて大きいので、ニオブコンデンサーの開発が進めば、コンデンサの更なる小型大容量化が期待できる。しかし、ニオブアノード酸化皮膜は、熱による影響を受けやすい、と述べている2)。長原らの研究は、電解液60℃、定電位100Vに保持した際のエージング時間の違いの皮膜の構造変化が研究されているが、電解液の温度変化に対する皮膜の構造変化は研究されていない。そこで、電解液の温度を変えてエージングを行い、皮膜の構造変化の観察し、漏れ電流が小さくなる条件を検討することを目的とした。
2. 方法
ニオブ箔(厚さ0.
立花和宏,○赤峰広規,風間晃,遠藤孝志,仁科辰夫,尾形健明 ,表面技術協会第112回講演大会 (2005).
タンタル・ニオブアノード酸化皮膜の絶縁特性に及ぼす種々のカソード材料の接触効果
タンタル⇒#398@化学種;、ニオブ⇒#259@化学種;とカソード材料の接触効果
表面技術協会第114回講演大会@北海道札幌市⇒#544@ノート;
赤峰広規 ,表面技術協会第114回講演大会 (2006).