出願番号 : 特許出願2005-288140 出願日 : 2005年9月30日
公開番号 : 特許公開2007-103452 公開日 : 2007年4月19日
出願人 : 有限会社IM&T 発明者 : 立花 和宏 外4名
発明の名称 : イオン性液体を電解液として使用したアルミニウム電解コンデンサ、電解コンデンサ用アルミニウム電極箔及びそのアルミニウム電極箔の製造方法
要約:
【課題】イオン性液体を電解液として使用した高耐電圧のアルミニウム電解コンデンサを提供すると共に、極めて安定な性質を持つ不働態皮膜を生成させた電解コンデンサ用アルミニウム電極箔及びそのアルミニウム電極箔の製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム電極箔からなる陽極箔及び陰極箔をセパレータを介して巻回したコンデンサ素子に電解液を含浸して構成されるアルミニウム電解コンデンサにおいて、前記電解液が、1-ブチル-3-メチル-イミダゾリウム、1-エチル-3-メチル-イミダゾリウム及び1-プロピル-3-メチル-イミダゾリウムの群より選ばれる一種以上のカチオンとBF4-アニオンを含むイオン性液体からなることを特徴とする。また、電解コンデンサ用アルミニウム電極箔が、上記イオン性液体中でアノード酸化して不働態皮膜を生成させたものであることを特徴とする。