質量 m 〔kg〕を持っているもの同士に働く重力、電気量 Q 〔C〕を持っているもの同士に働く静電気力などいろいろなところで働きます。関連する物理量として質量、比重、力、圧力 p 〔Pa〕、応力 S 〔Pa〕、粘度、動粘度、仕事、エネルギー、仕事率、粒度などがあります。
力 F 〔N〕=運動量 p 〔kg・m/s〕÷時間 t 〔s〕
力 F 〔N〕=質量 m 〔kg〕×加速度 a 〔m/s2〕
力 F 〔N〕=電気量 Q 〔C〕×電場 E 〔V/m〕
力 F 〔N〕=磁気量 M 〔Wb〕×磁場 H 〔A/m〕
力 F 〔N〕=定数×磁気量 M 〔Wb〕×磁気量 M 〔Wb〕/距離 d 〔m〕^2
力 F 〔N〕=定数×電気量 Q 〔C〕×電気量 Q 〔C〕/距離 d 〔m〕^2
力 F 〔N〕=万有引力定数 G 〔〕×質量 m 〔kg〕×質量 m 〔kg〕/距離 d 〔m〕^2
仕事 W 〔J〕=力 F 〔N〕×距離 d 〔m〕
運動量の時間的変化です。質量と加速度の積で近似できます1)。単位はニュートン2)です。電力や起電力は、力の文字がつきますが力学的な意味での力ではありません。また圧力3)や応力4)は単位面積あたりの力です。
身近な物理現象5)
力学で出てくる形容詞「重い、軽い、早い、遅い、長い、短い、広い、狭い、大きい、小さい」
【関連書籍】はじめに6)
(
1) 
>
力と運動中村英二、吉沢康和,
新訂物理図解, 第一学習社, , (
1984).
(
2) 
高等学校 >
高校歴史 >
人物 >
科学者・ >
物理学者 >
あいざっくにゅーとん_アイザック・ニュートン,
物理学者立花 和宏,
電気化学の庵,
講義ノート, (
2008).
(
3) 
圧力 P /
Pa.
(
4) 
応力 S /
Pa.
(
5) 
>
身近な物理現象東京法令出版編集出版部,
ビジュアル理科, 東京法令出版, , (
2004).
(
6) 
>
はじめにP. W. Atkins [著]/千原秀昭, 稲葉章訳,
アトキンス物理化学要論 第5版, 東京化学同人, , (
1998).