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仁科辰夫教授 最終講義 2023.3.17 米沢キャンパス中示A
ヒドロキ…
研究テーマ一覧
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スピントラップESR法による飲料のヒドロキシルラジカル消去能計測

最近、病気の原因や体に悪影響を与える物質として、活性酸素が注目されている。一方、身の回りの植物や食品はこの活性酸素を消去する抗酸化能力を持っている。この抗酸化能力が、植物や食品がどれくらい持っているのかを、スピントラップESR法で調べてみることができる。本研究の目的は、昔から様々な健康効果があると言われ、西洋、東洋問わず広く親しまれている飲料(お茶、紅茶、カフェインなど⇒#2420@化学;)に注目してどんな条件で飲料がヒドロキシルラジカル⇒#1619@化学;に対して高い抗酸化能力を示すのかを調べる。

Mirror, 山形大学 卒業論文(), (2006).

過酸化水素の光解離反応を用いるヒドロキシルラジカル消去能評価法の研究

従来、ヒドロキシルラジカル消去能評価では、Fe(Ⅱ)と過酸化水素を反応させるフェントン反応がヒドロキシルラジカル発生系に用いられている。本研究では発生系として、過酸化水素の光解離反応を利用し、ESRスピントラップ法によるヒドロキシルラジカル消去能評価法を検討する。 【先輩】 岩~尚は、2008年に、それまでの研究を4種の活性酸素消去能評価法の開発と抗酸化総合評価への応用というテーマで修士論文としてまとめ、山形大学を卒業した⇒#527@卒論;。

鈴~也, 山形大学 卒業論文(尾形・伊藤(智)研), (2011).

植物系食材におけるヒドロキシルラジカルと過酸化ラジカルの消去能計測

地球上のほぼ全ての生命を支えている酸素も、活性化すると多くの生体成分と反応してその機能や構造を破壊してしまう。従って生命機構を維持するためには、生体内の代謝の過程で発生する過剰な活性酸素を消去する必要がある。活性酸素の消去には、酵素反応によるものと、抗酸化物質によるものがある。植物系食材には様々な抗酸化物質が含まれているが、その中で最も強力なのがアスコルビン酸⇒#2330@化学;である。本研究では、アスコルビン酸を多く含む食材を対象にしてヒドロキシルラジカル⇒#1619@化学;(・OH)と過酸化ラジカル(ROO・)の消去能を計測し、消去能が最も高い食材を探索する。 【後輩】 過酸化ラジカル(仮)⇒#519@卒論;

Reina, 山形大学 卒業論文(), (2006).

超音波により生成するヒドロキシルラジカルのウイスキーの味に与える影響

活性酸素を消去しようとして,ポリフェノールなどを含む食品に注目が集まり,サプリメント等多くの食品が市販されている.しかし,食品加工や製造において活性酸素を利用する例は少ない. 数年単位で熟成することにより味に変化がでるものとしてウイスキーがあり,その熟成は酸化によるものであるため,ヒドロキシルラジカルを用いウイスキーの成分の酸化による短時間の熟成を試みようと考えた.

丸~史, 山形大学 卒業論文(尾形・伊藤(智)研), (2012).

植物の葉におけるヒドロキシルラジカルの消去能測定

植物はいろいろな場所でいろいろな生態系を創る.その植物に含まれる成分は私たちの生活や他の動物たちに多大な影響を与えている.今日,人体に悪影響を与えるものとして活性酸素があげられている.本研究では活性酸素の一種であるヒドロキシルラジカル(・OH)⇒#1619@化学;に注目し,様々な葉におけるヒドロキシルラジカル消去能についてX-バンド ESR装置を用いて測定した.そして,身近な植物の活性酸素消去能を評価し示す.

な~ゆ, 山形大学 卒業論文(), (2006).

卒論…