|
説明 |
溶媒に導電性を与えるために加える電解質。
溶媒に相当量溶解し、電解液に十分な導電性を与えること。
測定可能な電位範囲が広いこと(支持電解質自身が電気化学反応しにくいこと)。
溶媒やに関与する物質と反応したり、電極表面への特異吸着などにより電気二重層を変化させたりしないこと。
硫酸ナトリウム1)や過塩素酸ナトリウム2)がよく用いられる3)。
塩橋などでは液間電位差を小さくするために、わざと多量に支持塩を加えたりすることもある。
( 1)  硫酸ナトリウム,  ,  Na2SO4, FW = 142.0432 g/mol, ( 化学種). ( 2)  過塩素酸ナトリウム,  ,  NaClO4, FW = 122.4404 g/mol, ( 化学種). ( 3)  電解液藤嶋昭, 相澤益男, 井上徹著, 電気化学測定法, 技報堂出版, ( 1984). |
|