単位面積1)あたりに流れる電流2)。平衡電位のところ、すなわち過電圧3)が0のところでは正反応と逆反応の電流密度が等しいと考えられます。この平衡状態にあるときの電流密度を交換電流密度と呼びます。電流密度は空間内では位置の関数ベクトルになります。
電場強度を電流密度で割るとバルクの物性値であるところの抵抗率4)、界面電位差を電流密度で割ると界面の特性値であるところの接触抵抗5)となります。
電流密度は電荷担体の電気量6)と濃度と移動度7)をかけたものです。
【関連講義】エネルギー変換化学特論,電解工業と電気化学8)
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