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説明 |
化学式がめんどくさそうなやつのこと。ひとつの原子やイオンを中心にして、まわりに他のイオンまたは原子団が結合した原子集団。錯体はほぼ錯塩と同じ意味で使われますが、塩といえないような金属カルボニルやメタロセンなども錯体といいます。中心となる原子は金属元素が多いので、金属錯体ということもあります。錯イオンともいいます1)2)。
錯体の例
【化学種】フェロシアン化カリウム3)
【化学種】フェリシアン化カリウム4)
【関連書籍】
遷移金属錯体5)
金属錯体6)
( 1)  > 遷移金属錯体荻野博・飛田博実・岡崎雅明, 基本無機化学, 東京化学同人, , ( 2000). ( 2)  無機化学II, 化学系(Aコース),etc, (旧)工学部学科, 山形大学尾形 健明, シラバス-山形大学, ( 2007). ( 3)  フェロシアン化カリウム,  ,  K4[Fe(CN)6], = 368.3464 g/mol, ( 化学種). ( 4)  フェリシアン化カリウム,  Potassium ferricyanide,  K3[Fe(CN)6], = 329.2481 g/mol, ( 化学種). ( 5)  > 遷移金属錯体荻野博・飛田博実・岡崎雅明, 基本無機化学, 東京化学同人, , ( 2000). ( 6)  > 金属錯体木田茂夫, 無機化学(改訂版), 裳華房, , ( 1989). |
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