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仁科辰夫教授 最終講義 2023.3.17 米沢キャンパス中示A

【ナレッジ】 アルミニウムに正極合材を塗布しても不働態皮膜は破れないのですか?

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題目アルミニウムに正極合材を塗布しても不働態皮膜は破れないのですか?
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親単元名古屋海洋博物館@愛知県名古屋市
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説明
アルミニウム正極合材塗布したりプレスしたりすると、地が変形して一時的に不働態皮膜は破れると思われす。しかし空気中で作業している以上、その破れはただちに酸素によって修復されます。ただし応力を受けて修復された箇所には表面欠陥が多くなると考えられます。アルミニウム電池活物質粉体だけを地が変形するほど猛烈な勢いでハンマーで叩き込んで実験したところ、電池反応は進行しませんでした。不働態皮膜を作らないで同じ実験したところ、電池反応が進行しました。このことはアルミニウム不働態皮膜がただちに修復されたことを意味します。逆に導電助材である炭素電解液分散させてアルミニウム分極したところ、アルミニウム不働態皮膜の絶縁性が失われました。このことは不働態皮膜が破れなくても炭素粒子アルミニウム不働態皮膜表面欠陥接触して電気が流れていることを意味します。