過渡電流のスペクトル解析によるリチウム電池炭素導電助材とバインダの評価(仮)
リチウム電池過充電時の漏れ電流のゆらぎ現象(仮)
集電体と炭素導電助材の間を流れる電流は絶縁破壊による電流とリークによる電流があり、接触抵抗の発現のメカニズムが炭素の種類によって異なる。
SEM 炭素材料 アルミニウム
【著者】
たくや⇒#482@卒論;しょうた⇒#476@卒論;
【材料】
アセチレンブラック⇒#1310@材料;ファーネスブラック⇒#3227@材料;グラファイト⇒#130@材料;
しゅんやは、2012年に、それまでの研究を炭素導電助材の集電体からの微小剥離と過渡電流観察(仮)というテーマで卒業論文としてまとめ、山形大学を卒業した⇒#481@卒論;。
○森田 茉季…らは、2010年に富山大学五福キャンパス(富山市五福3190) で開催された電気化学会第77回大会において液晶場をプローブとした炭素導電助材の表面官能基の評価について報告している⇒#269@学会;。
しゅんは、2011年に、それまでの研究をカーボンブラックの種類がEDLCモデル電極に及ぼ
及川俊他, 長谷川 拓哉, 長瀬 将太, 武田 浩幸, 山本 俊, 立花 和宏, 仁科 辰夫 ,平成23年度 化学系学協会東北大会 (2011).
アルミニウム集電体の不働態皮膜修復に及ぼすバインダーの種類とスラリー中炭素含有量の影響
Fig.1にKB含有量0wt%のPVdF/NMP溶液を集電体に塗布した試料極のサイクリックボルタモグラムを示す。1サイクル目は電位掃引開始とともに電流が立ち上がり、その後平坦な*Aの電流が観察された。電位反転と同時に電流は急激に減少し、2サイクル目以降は電流が流れなくなった。電極面積から電流密度は*A/m2であり、掃引速度50mV/sから計算されるフッ化皮膜生成の電流密度にほぼ等しかった。KB含有量0wt%のSBR/H2O溶液を用いた試料極でも同様であった。このことからPVdFやSBRのみを塗布してもアルミニウム集電体の不働態皮膜はアノード分極によって修復されると考えられる。これに対してPVdFではKB含有量が0.31wt%を超えると電流増大やスパイク状の過渡電流が見られた。この際の電極を観察すると炭素粒子の粒塊の周辺のバインダー樹脂にクラックやボイドが観察された。SBRではKB含有量がが0.38wt%を超えると同様に電流の増大やスパイク状の過渡電流が見られた。この際の炭素粒子の粒塊の周辺のバ
川田聖人, 長谷川 拓哉, 立花 和宏, 仁科 辰夫 ,第52回電池討論会 (2011).