項目 | 値 |
ID | 22 |
要約 | 大型リアプロジェクションTVの最前線/大日本印刷(株) 波多野正弘⇒#22@講演; |
題目 | 大型リアプロジェクションTVの最前線/大日本印刷(株) 波多野正弘 |
会議名 | 第36回セミコンファレンス |
開催場所 | ウェルサンピア山形 |
開催日時 | 2004/12/17~2004/12/18 |
管理者 | 立花 和宏 |
シラバス | セミナー |
PME形式 | 立花 和宏,大型リアプロジェクションTVの最前線/大日本印刷(株) 波多野正弘,第36回セミコンファレンス,ウェルサンピア山形, ,2004/12/17 |
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説明 | 引用 |
/大日本印刷株式会社 研究開発センター ディスプレイ研究所 波多野正弘
電子ディスプレイは、画面サイズを拡大する方向への発展を常に続けている製品であり、LCD、PDP等は、毎年その最大サイズを更新している。電子ディスプレイの中でも、プロジェクション方式は投影距離と光量さえ許せば、数百インチという巨大なディスプレイも可能であり、デジタルシネマなどの大きな画面が必要な場面等で多く使われている。近年、プロジェクション方式のディスプレイは、その投影エンジンを従来のCRT方式から液晶、DLPTM*、LCOSというライトバルブを利用したものへと進展しており、ランプ性能の向上と併せてプロジェクターの画質向上、小型化、高輝度化、低価格化を加速度的に進行してきている。 プロジェクション方式のディスプレイは、その投影方式により前面投影型ディスプレイと背面投影型ディスプレイの2つに分類される。前面投影型ディスプレイは、映像を映画館と同じように反射型スクリーン(銀幕)に投影し反射光を観察する方式である為、明るい部屋や昼間での使用はスクリーンで外光(周囲光)が反射してしまい不可能であった。背面投影型ディスプレイはプロジェクターを暗箱で覆い、すりガラスのような透過型スクリーンを箱に取り付け映像を投影し透過光を観察する方式である為、明るい部屋でもコントラストが低下せず使用が可能となった1)~8)。このリアプロジェクション方式を利用したリアプロジェクションTVは、1980年代なかばより民生用大型テレビとして市販され、年間400万台以上が全世界で販売されている。今回は弊社が製造販売しているリアプロジェクションTVようスクリーン、特にライトバルブ方式向けスクリーンについて説明する | |
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