内容 |
化学の実験を行う際、系の状態量を制御したり、系に物理的操作を加えたりするためさまざまな実験器具を使う。特に熱力学的な温度と圧力の制御は重要である。ドラフトチャンバー、バーナー、電気炉、ウォーターバス、オイルバス、水銀バス、ホットプレート、インキュベータなどの温調器具の種類と用途。そして温度の確認方法。スターラ、震とう器、ボールミル、ブレンダー、濾過器、遠心分離機、など混合と分離を行う器具。圧力や雰囲気を制御する気密容器、グローブボックス、バルブやレギュレータの取り扱い、真空ポンプの種類と使い方。フローメータや真空ゲージの読み方。明るさを制御する暗室や粉塵を極力減らしたクリーンルーム。電源安定器やスライダックによる電圧の制御など基本的な実験装置について解説する。 補足説明:「アースの漏電事故防止のための心構え」(尾形)
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