はっきんこく、と読みます。白金黒電極に使います。
白金1)の上に白金をめっきしてもので、表面が黒く見えます。
見かけの表面積にたいして実表面積が1000倍以上といわれています。
1~3%の六塩化白金酸2)と酢酸鉛の水溶液をカソード分極して作ります。
1gの六塩化白金酸を30mLの水にとかし、10mgの酢酸鉛を添加して、約30mA/cm2の電流密度で約5-10分カソード分極してめっきします。
めっき反応後、0.1M硫酸中でカソードおよびアノード分極し、水洗いしてできあがりです。白金黒電極は使用しないときには蒸留水中に保存することが大切です。
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