原子軌道と分子軌道 組み立ての原理 リチウムの電子配置は1S(2)、2S(1)だと教わった。ところで、水素原子の2S軌道と2p軌道は同じエネルギーなのに、なぜリチウムでは2S軌道は2p軌道よりエネルギーが低いのだろう? 遮蔽効果という用語を用いて説明する。 補足説明:「波動関数と動径分布関数」(鵜沼) パウリの原理とスピン関数 シュレーディンガー方程式では、ハイゼンベルグの不確定性原理を定式化するためにどのような工夫がなされたか。シュレーディンガー方程式の対称性からパウリの原理について再検討し、一重項状態と三重項状態について解説する。またスピンの存在についてディラック方程式とシュレーディンガー方程式の関係について解説する。単に数式を追うのではではなく、現象を定量化して数式で表現するための工夫を中心に説明する。 補足説明:「三重項酸素とラジカル」(尾形) 原子軌道法と分子軌道法 一番最初に水素分子について論じたハイトラー-ロンドンらの原子軌道法と分子軌道法について解説し、その結果どのようなことが理解できるかについて解説する。また多核元素における原子軌道法の近似のために有効核荷電を計算するにはどうすれば良いか? 補足説明:「混成軌道と錯体」(尾形) 固体結晶内のバンドの形成 原子が無限に連なる結晶内でエネルギーバンドがどのように形成されるかを考察する。また熱振動による調和振動子の挙動にがどのように記述されるかを解説する。それらを踏まえて発光スペクトルは吸収スペクトルの挙動について解説する。ところで吸収スペクトルの縦軸の単位は何でしょう? 補足説明:「熱力学的温度目盛り」(遠藤)
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