鉛は体内に吸収され、骨に蓄積していくので、嫌われ者ですね。
Web上での検索でしたら、
http://www.nihs.go.jp/c-hazard/cm-s-search/
が良いかもしれません。このページでPbSをキーワードとして検索しますと8件がヒットします。そのうち1件だけが日本語のもので、
http://www.nihs.go.jp/DCBI/PUBLIST/ehchsg/ehctran/tran3/ehc11/ehc11.html
です。これが一番良いのではないかと思います。溶解度は冷水に対して0.86 mg/lで、酸に対しては溶解してしまいます。通常の水などにはほとんど溶けないと考えて良いようです。『舐める』という行為の頻度(回数)と時間、舐めた口内のpHにもよるのでしょうが、上記ページの最後の記述が参考になるのではと思います。
この記述を参考にし、『舐める』という行為が、PbSが1mlの冷水に接触して飽和溶解度に達した水を飲んだという行為と等しいと仮定しますと、その時の1mlの冷水中のPbSの量は0.86μgになります。Pbの量としては、0.74μgになりますから、幼児や小児による3~4μg/kg体重の範囲の鉛の一日摂取量よりも1/10程度の値になりますね。ということで、純粋なPbSならば、それほど問題になるようなことはないと思います。直ぐにうがいすれば問題は何もないのではと思います。しかし、他の鉛化合物があったり、周りの環境中に鉛が塵などの形で浮遊しているようなときは、注意が必要になるのかもしれません。これは、すべての暴露源からの鉛を対象としている数字だからです。
Googleでの『硫化鉛』をキーワードとした検索ですと、多くのヒットがありますが、中国のサイトが半分くらいありますね。それでも、
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/rachel/rachel_00/rehw_688.html http://www.atsdr.cdc.gov/HAC/PHA/southwire/sou_p2.html
というページが見つかります。また、オリジナルは消えているんですが、Googleにキャッシュされている
http://216.239.35.100/search?q=cache:QLw3LyB7SRIC:www.246.ne.jp/~ktym/atrazine/box6/column-63.html+%97%B0%89%BB%89%94&hl=ja
もよいかもしれません。他の検索法としては、
http://w-chemdb.nies.go.jp/kis-plus/search.asp http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/database/database_master.html
が参考になるんではないかと思います。
書物のほうでは、化合物の毒性の検索は、まずMerck Indexをあたるのが 宜しいかと思います。PbSは5440番に出ており、毒性の研究報告(Toxicity study)は、 W.R. Bladley and W.G. Fredrick, Ind. Med. 10, Ind. Hyg. Sect. 2, 15 (1941) と紹介されています。
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