タングステンフィラメントに電流を流して高温にし、黒体放射を使った照明器具1)。電気エネルギーを熱エネルギーに変換したのち光エネルギーに変換します2)。家電製品。蛍光灯より熱いが、スイッチを入れるとすぐ点きます3)。フィラメントが加熱されて抵抗が大きくなるので、電流 I 〔A〕電圧 V 〔V〕特性は頭打ちになります4)図 豆電球の特性5)。
昔はガラスで作った電球の中を真空にした真空球が中心でした6)。真空管と同じですね。フィラメントには融点の高いタングステンを使います。空気がないのでフィラメントは酸化しませんが、フィラメントが昇華してなくなってしまいます。そこでアルゴン、キセノン、クリプトンなどの希ガスを電球に充填するようになりました。ハロゲンランプには(臭素等)を微量に封入してあり、昇華したフィラメントが再びフィラメントで結晶化するように工夫した電球です7)8)。
室内の照明ばかりでなく自動車のヘッドランプや懐中電灯などにも使われます。
【関連講義】
無機工業化学,ケイ素製錬、ガラス、セメント、セラミックス(2010)9)
お散歩の中にサイエンスを探し求めて♪,10)
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【関連講義】エネルギー変換化学特論,12)
【動画】13)
四丁目サイエンス劇場「発光ダイオードと電球」
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