カルノーが提案したエネルギー変換サイクル1)2)。熱機関の基本理論。等温膨張、断熱膨張、等温圧縮、断熱圧縮の過程からなるサイクルです。Ｔ-Ｓ線図3)やＰ-Ｖ線図4)を使って表現されます。
化学エネルギー5)を直接電気エネルギーに変換する燃料電池はカルノーサイクルの制限を受けません。
【関連講義】
無機工業化学,自動車と自動車部品（２００８）6)
【関連書籍】
カルノーサイクルと熱機関、燃料電池車7)
エネルギー変換サイクル8)
熱力学第二法則9)
( 1) > エネルギー変換サイクル田 薫、原納 淑郎、鈴木 啓三, 応用物理化学II, 培風館, ( 1990). ( 2) > 温度と熱小出昭一郎著, 物理学, 裳華房, ( 1997). ( 3) Ｔ-Ｓ線図, 温度, エントロピー, ( プロット). ( 4) Ｐ-Ｖ線図, 体積, 圧力, ( プロット). ( 5) 化学エネルギー( chemical energy) G [ ジュール]. ( 6) 無機工業 > ２００８ > 自動車と自動車部品（２００８）, ２００８年（Ｈ２０年度）―無機工業化学立花 和宏, 無機工業化学, 講義ノート, ( 2008). ( 7) > 電気化学野村正勝・鈴鹿輝男, 最新工業化学―持続的社会に向けて―, 講談社サイエンティフィク, ( 2004). ( 8) > エネルギー変換サイクル田 薫、原納 淑郎、鈴木 啓三, 応用物理化学II, 培風館, ( 1990). ( 9) > 熱力学第二法則P. W. Atkins [著]/千原秀昭, 稲葉章訳, 物理化学要論, 東京化学同人, ( 1998).
|