サイクリックボルタンメトリーにおけるパラメータ。通常は10mV/s~100mV/sぐらいが多いかもしれません。電位掃引速度が大きいと電極の電気二重層容量への充電電流が大きく観察されます。また可逆系のピークが崩れて酸化還元電位が読み取りづらくなります。電池系では0.01mV/s以下など遅くすることが多いのです。微小電極系では、逆に100V/s以上の高速掃引を行うこともあります。
【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),サイクリックボルタンメトリー(CV)1)
【関連書籍】サイクリックボルタンメトリー2)
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