原子同士の波動関数が重なりあうとき、その符号が一致していると(同位相)原子間の波動が強め合って(干渉)電子密度が大きくなり、正に帯電した原子核同士が間にある電子にひきつけられます。このような分子軌道を結合性軌道といい化学結合を説明するのに使われます。
反結合性軌道(自由電子)に関係する伝導帯と結合性軌道(束縛電子)に関係する充満帯(価電子帯)があります1)2)。伝導帯と充満帯のエネルギー差をバンドギャップ3)といいます。
( 1)  固体の性質井上 勝也 著, 現代物理化学序説 改訂版, 培風館, ( 1981). ( 2)  キャリアの数は?竹内淳, 高校数学でわかる半導体の原理, 講談社ブルーバックス, ( 2007). ( 3)  ⊿ε,  バンドギャップ,  ,  ジュール, ( 物理量).
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