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星野大助、大木信典、立花和宏、仁科辰夫、遠藤孝志、尾形健明、安積麻未、渡邊剛、松下卓史
蓄電性ゴム 電池 負極 高機能 リチウムイオン二次電池 炭素材料 混錬 動作 評価 開発
① リチウムイオン二次電池のための蓄電性ゴム負極の開発
② 蓄電性ゴムを用いたリチウムイオン二次電池負極の開発
③ 蓄電性ゴムを用いたリチウムイオン二次電池負極の特性評価
要約
本報告は蓄電性ゴムを用いたリチウムイオン二次電池負極の開発に関するものである。
支持体ゴムに炭素材料と導電助材を混錬し、銅箔と接着させて負極サンプルを得た。これを試料電極とし、対極、参照極には金属リチウムを用いて三電極式の電解セルを作製した。測定は主にサイクリックボルタンメトリーを行い、その電気化学的特性を評価した。結果としては、電流値は小さかったが負極としての動作確認ができた。
ほしのは、2007年に、それまでの研究をリチウムイオン二次電池負極カーボン材料界面における脱溶媒和過程の解析というテーマで修士論文としてまとめ、山形大学を卒業した⇒#364@卒論;。
星野 大助, 大木信典, 立花 和宏, 仁科 辰夫, 遠藤 孝志, 尾形健明, 安積 麻未, 渡邊 剛, 松下卓史 ,第47回電池討論会 (2006).
上記の結果より、膨潤度が高いグループから H-NBR、低いグループから EPDMを選択し、CV測定を行った。その結果をFig 1,2に示した。
H-NBRはWピークが見られなかったが、EPDMはWピークが確認できた。また3サイクル目の放電容量を比較すると、H-NBRの方がEPDMより41.5mAh/g大きかった。H-NBRは電解液によってポリマーがより膨潤しその結果、電解質が電極内部により多く浸透することによってイオンパスがスムーズに行えるようになったと考えられる。
このように、電解液に対し膨潤度の高いポリマーの方が、電池容量が大きくなる可能性があることがわかった。
⇒#103@ノート;
有機電解液中における蓄電性ゴムの膨潤特性と電池性能
蓄電性ゴム⇒#1069@講義;
育成研究⇒#1008@ノート;
(株式会社フコク1)、山形大工2)、山形大院理工3))○渡邊剛1)、高橋壽雄1)
松下卓史1)、遠藤麻未1)、立花和宏2)、仁科辰夫3)、大木信典3)
The Swelling of Rubber Composite Cathodes for Ele
○渡邊剛,高橋壽雄,松下卓史,遠藤麻未,立花和宏,仁科辰夫,大木信典 ,第46回電池討論会 (2005).
講演題目 3D25
導電助材及び電池活物質をゴム支持体に均一に混練したリチウムイオン二次電池の正極特性の評価
研究場所
山形大学工学部
発表者氏名
立花和宏(山形大学工学部物質化学工学科)
○ 大木信典(山形大学工学部)
田中良樹(山形大学工学部)
仁科辰夫(山形大学工学部)
遠藤孝志(山形大学工学部)
尾形建明(山形大学工学部)
松下卓史(株式会社フコク)
岡本安由(株式会社フコク)
遠藤麻未(株式会社フコク)
2.
申し込み者氏名・連絡先
山形大学工学部 大木信典
〒992-8510 山形県米沢市城南4-3-16
FAX 0238-26-3781
E-mail c1_lab@ yahoogroups.jp
3.
導電助剤及び電池活物質をゴム支持体に均一に混練した
リチウムイオン二次電池の正極特性の評価
(山形大学工)立花和宏・○大木信典・田中良樹・仁科辰夫・遠藤孝志・尾形健明・(株式会社フコク)松下卓史・岡本安由・遠藤麻未
緒言・目的:従来の正極合材の製造プロセスは電池活物質と導電助剤とバインダーにより結着させアルミ表
立花和宏,○大木信典,田中良樹,仁科辰夫,遠藤孝志,尾形建明,松下卓史,岡本安由,遠藤麻未 ,第45回電池討論会 (2004).