リチウム電池駆動用電解液中でアルミニウムは不働態化する⇒#14262@業績;。その際の水分の影響について検討を行った。
LiBF4⇒#474@化学種;+水分、皮膜耐電圧⇒#305@物理量;の上昇
LiPF6⇒#475@化学種;+水分、皮膜耐電圧の上昇
LiClO4⇒#473@化学種;、+水分、腐食の促進
まず定電流法を用いて各水分濃度における電位時間曲線を測定しました。この図はLiBF4中における電流密度1mAでの電位上昇曲線を示します。この結果から水分濃度が増加すると電位上昇速度が小さくなったことがわかります。また、この表は各水分濃度に対するブレークダウン電位を示したものですが水分濃度が高くなるにつれてブレークダウン電位が大きくなりました。したがって、水分濃度に対して生成皮膜の組成が連続的に変化する.
カールフィッシャー水分計⇒#16@測定装置;
◆2000(平成12)年度研究ノート⇒#222@ノート;
【物理量】
アノダイジングレシオ⇒#72@物理量;ブレークダウン電圧⇒#317@物理量;電位上昇速度⇒#393@物理量;
【関連講義】
アルミ 立花 和宏, 佐藤 幸裕, 仁科 辰夫, 遠藤 孝志 ,2000年電気化学秋季大会 ,p.17 (2000). |