卒業研究(C7)⇒#7655@シラバス;
液晶場をプローブとした固体材料の表面電子移動機構の解明と有機半導体開発への応用(仮)
液晶材料は電場による配向制御が容易な誘電体として、フラットパネルディスプレイに広く使われている。
しかしわずかな不純物によって配向が乱れ、電圧保持率低下による色むらなどの品質低下が起きることが問題であった(1章、2章実験方法)。
そこで、配向の乱れがどのような化学種によって起こるのかを系統的に調査することで電圧保持率低下の原因となるリーク電流のキャリアががイオン性の不純物ではなく、有機化合物による本来絶縁体である液晶材料へのキャリア注入によるものであることを見出した(3章)。
このような絶縁破壊現象は固体電解コンデンサにおけるバルブメタル酸化皮膜と導電性高分子の耐電圧向上にも密接な関係があり、ブレークダウン現象として知られている。その結果、キャリア注入がモルフォロジーによる局所的な電場集中が関係していることがわかった(4章)。
そこで、有機化合物中におけるバルブメタル酸化皮膜のブレークダウン現象について検討した。
その上で、金属酸化物ばか かねこ, 山形大学 博士論文(大場研(仁科・立花)), (2011). |
マンガン電池⇒#16@学会;、リチウム電池、アルミニウム⇒#39@学会;と全部やりました。
◆1996(平成8)年度ノート⇒#229@ノート;
岩佐和弘…らは、1996年に東京都目黒区大岡山2-12-1東京工業大学大岡山キャンパスで開催された第37回電池討論会において電池正極活物質評価用セルとそれを用いた反応速度解析について報告している⇒#37@学会;。
◆1995(平成7)年度ノート⇒#396@ノート;
岩佐和弘…らは、1995年に山形県米沢市で開催された平成7年度化学系7学協連合東北地方大会においてアルカリ水溶液中における二酸化マンガンの充放電挙動について報告している⇒#16@学会;。
◆1994(平成6)年度ノート⇒#281@ノート;
いわさは、1995年に、それまでの研究を陽極酸化反応機構に関する研究というテーマで卒業論文としてまとめ、山形大学を卒業した⇒#53@卒論;。
【関連講義】
卒業研究(C1-電気化学2004~),電池の放電とクロノポテショグラムの基礎⇒#321@講義;
卒業研究(C1-電気化学2004~),【1994年 岩佐 和弘, 山形大学 修士論文(松木・鈴木研究室), (1997). |
ポリマーマトリクス中の物質移動が電池反応に及ぼす影響
ゴム電池のCVとか。
高分子と電池、ゴム、活性化剤
【2007年度(平成19)卒業研究】⇒#1505@講義;
○舘謙太,立…らは、2007年に東京工業大学大岡山キャンパスで開催された2007年電気化学秋季大会においてリチウムイオン二次電池負極としての酸化チタンを混練したアクリルゴムの電気化学特性について報告している⇒#219@学会;。
K. Tac…らは、2007年にEffect of Hydrophilic Conductive Polymers as Cathode Materials on Insulating Property of Niobium Anodic Oxide Filmについて報告し、親水性導電性高分子がニオブアノード酸化皮膜に及ぼす影響について調べた あかみねは、2007年に、それまでの研究を二オブアノード酸化皮膜の絶縁性と表面欠陥の解析というテーマで修士論文として…と述べている⇒#17736@業績;。
【2006年度(平成18)卒業研究】⇒#805@講義;
舘謙太…らは、2 たて, 山形大学 修士論文(仁科・立花研), (2008). |