EDTA1)と比較して有機溶媒には若干溶けやすい。
水溶液を調製するときは、水酸化ナトリウム2)などを用いてアルカリ性にすることによって溶解できる(2Na塩にした程度では溶解しない。)。
そのキレート生成定数はEDTAとあまり変わりないが、金属によってかなりの特異性があるので滴定用試薬として用いられている。
Cd3), Zn4)混合試料中のCdや、Ca5), Mg共存下のCa6)を選択的にキレートできる。
( 1)  EDTA,  EDTA, ( 材料). ( 2)  水酸化ナトリウム,  Sodium hydroxide,  NaOH, FW = 39.99714 g/mol, ( 化学種). ( 3)  カドミウム,  Cadmium,  Cd, ( 元素). ( 4)  亜鉛,  Zinc,  Zn, ( 元素). ( 5)  カルシウム,  Calcium,  Ca, ( 元素). ( 6)  マグネシウム,  Magnesium,  Mg, ( 元素). | ナレッジ |