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お茶とカテキンについて
ポリフェノールの中で特定の構造を持つものがタンニン、タンニンの中で特定の構造を持つものがカテキンです。
緑茶ではポリフェノールのほとんどがタンニンで、またタンニンのほとんどがカテキン類なので、混同して使われています。
茶カテキンには8種類のカテキン類があります。カテキン,エピカテキン,ガロカテキン,エピガロカテキン,カテキンガレート,エピカテキンガレー,ガロカテキンガレート,エピカトカテキンがレートです。このうち主要なものがエピカテキン,エピカテキンガラテ,エピガロカテキン,エピガロカテキンガレートの4種です。4種類のカテキンの中でお茶に最も含まれているのがエピガロカテキンガレートです。エピガロカテキンガレートは主要な4種類のカテキンの中で最も抗酸化力が強力です。単にカテキンと呼ばれる成分は緑茶には少量しか含まれていません。
カテキンは発酵して合成されるとテアフラビンやテアフラビジンという二次ポリフェノール類に変化します。テアフラビンについてはアミラーゼ抑制効果(分吸収抑制効果)テキンの10倍以上である事が確認されていますが抗酸化作用は弱まる事が判ってます。
よって一般に「茶カテキン」と言った場合日本茶(緑茶)に含まれているカテキンを指すものと考えてよいでしょう。