「グリーンケミストリー」の12箇条
1.廃棄物はできるだけ出さない。
2.原料をなるべく無駄にしない形の合成をする。
3.人体と環境に害の少ない反応物・生成物にする。
4.毒性のなるべく低い物質をつくる。
5.有害な補助材はなるべくつかわない。
6.省エネルギーを心がける。
7.原料は、なるべく再生可能資源から得る。
8.途中の修飾反応はできるだけ避ける。
9.できるだけ触媒反応を目指す。
10.環境中で分解しやすい製品にする。
11.プロセス計測(「その場」計測)を導入する。
12.化学事故につながりにくい物質をつかう。
P. T. Anatas, J. C. Warner 著、 渡辺・北島訳、「グリーンケミストリー」、丸善、1999.
環境にやさしい循環型社会・持続型社会を形成していくためには、消費者・事業者・行政等1)の協力で、リデュース(廃棄物の発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再資源化)の3Rへの取り組みが重要です2)3)。
( 1)  環境にかかわる法律, 法と規範仁科 辰夫, 電気化学の庵, 講義ノート, ( 2006). ( 2)  電池の起電力と分解電圧, 特になし遠藤 昌敏, 無機・分析化学応用実験, 講義ノート, ( 2006). ( 3)  持続可能な社会づくり野村正勝・鈴鹿輝男, 最新工業化学―持続的社会に向けて―, 講談社サイエンティフィク, ( 2004).
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