内容 |
電位の時間的変化を測定する方法。測定結果はクロノポテンショグラムといいます。電気化学セルを組み立てたらガルバノスタットで試料極と対極に流れる電流を制御し、参照極に対する試料極の電位をエレクトロメーターで読み取ります。電位の記録には、時間掃引機能のついたXYレコーダを使います。
電池やコンデンサの充放電試験は、測定時間の長い電流反転クロノポテンショメトリーといえます。このような測定時間の長い場合は、チャート式レコーダなどを使います。
定電流ダブルパルス法などもあります。このような過渡現象を対象にした高速クロノポテンショメトリーではデジタルオシロスコープなどを使います。
【物理量】電位1)
クロノポテンショメトリー2)
BMIBF4中でのアルミニウムのブレークダウン3)
LIPF64)
充放電5)
|
(1)塩酸中におけるアルミニウム交流エッチングのサイクリッククロノポテンショメトリーによる検討 松木健三,立花和宏,菅原陸郎,船越明,菅沼栄一,金属表面技術, Vol.39, No.12, pp.796-802,,(1988). (2)塩酸中におけるアルミニウムの交流エッチングの分極挙動 松木健三,立花和宏,船越明,菅沼栄一,金属表面技術, Vol.38, No.6, pp.246-250,,(1987). (3)アルミニウム陽極酸化時の高電圧領域における挙動 立花和宏,松木健三,表面技術, Vol.44, No.12, pp.146-147,,(1993).
|
|