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説明 |
熱を取り扱う物理学1)2)。化学反応も含めて取り扱う学問を特に化学熱力学とよびます。何でこんな勉強しなっちゃならんのと、泣く子も黙る熱力学ですが、蒸気機関車の発明のように、化学とエネルギーの関係をきちんと取り扱うために生まれたのです。ガマン、ガマン。
便利な自動車もガソリンを燃やす熱機関であるエンジンがなければ動きません。
化学熱力学では、平衡状態と物質の性質の関係を調べます3)。
この性質とは状態量であって、質量、温度4)、圧力5)、体積、エンタルピー6)、エネルギー、内部エネルギー7)、エントロピー8)、自由エネルギー9)などです。
熱力学第2法則10)など美しくも深い法則がテンコモリです。
( 1)  ファインマン物理学2―光 熱 波動(目次)ファインマン、レイトン、サンズ/富山小太郎, ファインマン物理学2―光 熱 波動, 岩波書店, ( 1971). ( 2)  高校物理, 仁科 辰夫, 電気化学の庵, 講義ノート, ( 2006). ( 3)  現代物理化学序説 改訂版(目次)井上 勝也 著, 現代物理化学序説 改訂版, 培風館, ( 1981). ( 4)  T,  温度,  tempreture,  ケルビン, ( 物理量). ( 5)  P,  圧力,  pressure,  パスカル, ( 物理量). ( 6)  H,  エンタルピー,  enthalpy,  ジュール, ( 物理量). ( 7)  U,  内部エネルギー,  internal energy,  ジュール, ( 物理量). ( 8)  S,  エントロピー,  entropy,  ジュール毎ケルビン, ( 物理量). ( 9)  G,  自由エネルギー,  free energy,  ジュール, ( 物理量). ( 10)  熱力学第2法則, 原理と法則仁科 辰夫, 電気化学の庵, 講義ノート, ( 2006). |
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