◆ PVDFの溶液のインピーダンス挙動。PVDFは分子性化合物なので、電気的に不活性のように思われるが低周波の交流電圧を印加すると、電流応答が観察される。この電流応答はイオン性の不純物による導電機構だけでは十分に説明できない。筆者らはPVDFの極性と構造、配置とNMPの相互作用による見かけの電流と考え、電池スラリーのバインダーのスクリーニングに応用できないか検討した。
コンダクトメトリーによる有機化合物の簡便迅速な半導体物性評価⇒#18241@業績;
【学会】リチウムイオン二次電池の集電体アルミニウムと活材層の接触抵抗にPVDFバインダーの溶媒膨潤性が及ぼす影響⇒#348@学会;
リチウムイオン二次電池の集電体アルミニウムと活材層の接触抵抗にPVDFバインダーの溶媒膨潤性が及ぼす影響
本田千秋、小野寺伸也、立花和宏、仁科辰夫,講演要旨集 (2013).
【卒論】ちあきは、2014年に、それまでの研究をアルミニウム集電体表面の電気双極子の配列が接触抵抗に及ぼす影響というテーマで修士論文としてまとめ、山形大学を卒業した⇒#506@卒論;。
【表】PVDFの種 本田 千秋, 小野寺 伸也, 伊藤 知之, 小林 卓巨, 伊藤 智博, 立花 和宏, 仁科 辰夫, 亀田恭男 ,科学・技術研究会(2013). |