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◆ 東日本大震災被災後の保存修理工事に向けた旧米沢高等工業学校本館展示品のデータベース化
全ての工業製品は博物館に展示される運命にある。使命を終えた工業製品を個人が保存すれば場所や維持費で個人が損をし、捨てれば文化財は失われ社会全体が損をする。このような個人と全体の相反するジレンマに直面したとき、法律が生まれ行政が求められ、博物館ができ学校ができる。1910年に設立されて以来百余年の歴史を持つ山形大学工学部には重要文化財に指定された旧米沢高等工業学校本館の校舎があり、その中には多くの使命を終えた工業製品が文化財として展示されていた。しかし2011年の東日本大震災で被災した校舎を補修工事するにあたり、すでに法人化され独立採算を求められていた山形大学にとってその展示物の維持管理は大きな課題であった。筆者らは時代とともに発展したIT技術を活用してデータベースシステムを構築し、山形大学工学部に在席する学生が自らの学びのために現場で文化財保護活動に取り組むことで、短期間で展示物のデータベース化と管理台帳の作成を実現した。 ,(2025). |
◆ 山野井 徹・王 偉銘・本多康夫・阿子島 功・湯沢洋一郎・鈴木雅宏・檀原 徹・長澤一雄・小野寺忠男 ,日本第四紀学会 第四紀研究,40-5(2001.10),pp.415-421(2001). |
◆ ,山形県埋蔵文化財センター調査報告,103 付編 p.1-4(2002). |
◆ ,米沢市市民文化会館(2001). |
◆ 青木勝博 , (財)山形大学産業研究所研究奨励金実績報告書、pp.35-40(2000). |
◆ ,電子情報通信学会(1971). |
◆ ◎志田惇一、広瀬慎悟、吉川 律 ,日本化学会誌(1999年第6号)(1999). |
◆ 川辺孝幸・船山 守 ,山形大学(1995). |
◆ 山上龍子・高木裕子 ,『第6回研究大会予稿集』社会言語科学学会(2000). |
◆ ,『第6回研究大会予稿集』社会言語科学学会(2000). |
◆ 西村山地域史研究会 ,西村山地域史の研究 第18号(2000). |
◆ , (2001). |
◆ ,(2025). |
◆ ,(2025). |
業績… |