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説明 |
液体に固体、液体、気体の物質を溶解させた溶体1)。食塩水、塩酸2)、硝酸3)、などです。溶液を構成する化学成分のうちもっとも量が多い成分を溶媒、そのほかの成分を溶質と呼びます。ただしこの分け方はあくまで便宜的なものです。水4)を溶媒とする溶液を水溶液と呼び、水以外の有機物を溶媒とする溶液を非水溶液と呼びます5)。電気化学反応に使う溶液を電解液といいます6)。溶液の成分の構成は濃度で表現します7)。
薬品を溶媒に溶解するときは慎重!8)
( 1)  物質の状態数研出版編集部, 視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録, 数研出版, ( 1998). ( 2)  塩酸,  hydrochloric acid , ( 材料). ( 3)  硝酸,  , ( 材料). ( 4)  水,  Water,  H2O, FW = 18.01528 g/mol, ( 化学種). ( 5)  非水溶液の電気化学(目次)伊豆津公佑, 非水溶液の電気化学, 培風館, ( 1995). ( 6)  電磁気・原子物理吉田卯三郎, 武居文助共著, 物理学実験, 三省堂, ( 1958). ( 7)  液体状態井上 勝也 著, 現代物理化学序説 改訂版, 培風館, ( 1981). ( 8)  試薬の溶解と調整, 遠藤 昌敏, 無機・分析化学基礎実験, 講義ノート, ( 2007). |
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