BMIBF4中でのアルミニウムのブレークダウン(CP)
BMIBF4中でのアルミニウムのブレークダウン
ブレークダウン電位1)2)に到達すると電位はそれ以上あがらなくなります。
銀電極に対する電位。
時間は秒。
各種電解液におけるアルミニウムのクロノポテンショグラム.xls
表面技術:締切2月25日3)
なおこのブレークダウン電圧は有機電解液中の水分濃度とともに上昇し、約1200ppmの水分を含むLiBF4で58Vとなり、その後の水分増加に対しては頭打ちとなる9)。水溶液中の(1)式と異なり有機電解液中では (3)式あるいは(4)式のようにアルミニウムは溶質と反応する上生成する皮膜の組成も異なる。したがってブレークダウン電圧を単純に電解質のアニオン濃度やモル分率で議論すること10)はむずかしくなる。しかし、定電圧に保持したときの漏れ電流は有機電解液中の水分濃度とともに減少することから有機電解液、水溶液にかかわらずアルミニウム不働態皮膜の表面欠陥濃度とブレークダウン電圧が密接に関係していることは読んで取れる。
===緒言===
田中良樹…らは、2005年に石川県地場産業振興センターで開催された表面技術協会第112回講演大会においてイオン性液体中におけるアルミニウムのアノード酸化とブレークダウン電圧について報告している4)。
===実験方法===
電解液5)にはBMIBF4を使いました。
クロノポテンショメトリー6)で、ブレークダウン電位7)を測定しました。
コペル91018)
===参考文献===
よしきは、2006年に、それまでの研究をエネルギー貯蔵デバイスにおけるバルブメタルアノード酸化皮膜の欠陥制御というテーマで修士論文としてまとめ、山形大学を卒業した9)。
【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),ブレークダウン電位10)
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ブレークダウン電位,
クロノポテンショメトリー仁科 辰夫,
卒業研究(C1-電気化学,
講義ノート, (
2006).
【投稿】非水カソード材料とアルミニウム不働態皮膜のブレークダウン電圧立花 和宏,
研究ノート, (
2009).
イオン性液体中におけるアルミニウムのアノード酸化とブレークダウン電圧田中良樹,立花和宏,仁科辰夫,遠藤孝志,尾形健明,
表面技術協会第112回講演大会講演要旨集 (
2005).
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イオン液体関連,
電解液仁科 辰夫,
卒業研究(C1-電気化学,
講義ノート, (
2007).
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講義ノート, (
2011).
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卒業研究(C1-電気化学,
講義ノート, (
2006).
コペル9101,
9101,
,
(
コペル電子㈱,
).
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2006).
(
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卒業研究(C1-電気化学,
講義ノート, (
2006).
(
2) 
ブレークダウン電圧 VB /
V.
(
3) 
【投稿】非水カソード材料とアルミニウム不働態皮膜のブレークダウン電圧立花 和宏,
研究ノート, (
2009).
(
4) 
イオン性液体中におけるアルミニウムのアノード酸化とブレークダウン電圧田中良樹,立花和宏,仁科辰夫,遠藤孝志,尾形健明,
表面技術協会第112回講演大会講演要旨集 (
2005).
(
5) 
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講義ノート, (
2007).
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2011).
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クロノポテンショメトリー仁科 辰夫,
卒業研究(C1-電気化学,
講義ノート, (
2006).
(
8) 
コペル9101,
9101,
,
(
コペル電子㈱,
).
(
9) 
エネルギー貯蔵デバイスにおけるバルブメタルアノード酸化皮膜の欠陥制御田中 良樹,
山形大学 物質化学工学科,
修士論文 (
2006).
(
10) 
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ブレークダウン電位,
クロノポテンショメトリー仁科 辰夫,
卒業研究(C1-電気化学,
講義ノート, (
2006).