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説明 |
多くの物質は可塑性と弾性1)をあわせもっており、それらが組み合わさった性質を粘弾性といいます2)。いろいろな物質の粘弾性を研究する学問をレオロジーといい、高分子物質、生体、食品などの変形機構を論じます。可塑性を示すようになる応力を降伏点3)といいます4)。
振動する歪み(交番歪み)あるいは応力5)(交番応力)は粘弾性を調べるのに有効です。直列モデルをマクスウェル模型、並列モデルをフォークト模型といい電気の交流インピーダンス法と同じ概念です。
粘性係数6)/体積弾性率7)
( 1)  Yo,  ヤング率,  Young's modulus,  パスカル, ( 物理量). ( 2)  固体の性質井上 勝也 著, 現代物理化学序説 改訂版, 培風館, ( 1981). ( 3)  ,  降伏点,  ,  パスカル, ( 物理量). ( 4)  応力―歪み曲線, 応力, 百分率, ( プロット). ( 5)  ,  応力,  ,  パスカル, ( 物理量). ( 6)  η,  粘性係数,  coefficent of viscosity,  , ( 物理量). ( 7)  bu,  体積弾性率,  bulk modulus,  パスカル, ( 物理量). |
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