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仁科辰夫教授 最終講義 2023.3.17 米沢キャンパス中示A
阿部 智…

正極スラリー中に含まれる異物金属の検出に関する研究

1.緒言 Fig.1のように、負極側で析出した金属が二次電池のセパレーターを貫通してしまい起こる発火事故が相次いでいる。イオン化傾向の小さな金属が最初に析出することで、対極側から一番近く、イオンが移動するエネルギーが一番小さく済む最初の析出金属上に積み重なるように析出し棘状になる。その工程が繰り返され棘が伸びていきセパレーターを貫通してしまう。 そもそもこの異物金属は、工場配管に含まれている鉄がスラリー中の炭素によって削られ、混入してしまう。現在、異物金属の混入を防ぐシステムとして磁気を利用したものがある。しかしそのシステムは検出するものではなく、鉄が磁石につくことを利用し取り除くものだ。これではどこで混入したのか、取り除ききれたのかが把握できない。この異物金属の混入を検出することが出来れば、電池の発火事故を防ぐことができる。また、炭素が衝突し続けもろくなっている配管の発見にもつながる。                                   2.実験方法 厚めのガラス瓶2個にそれぞれアセチレンブラックとN-メチルピロリドン (NMP)溶液、ポリフッ化ビニリデン(P

, 兼子佳奈, 小森至, 後藤武, 伊藤智博, 立花和宏, 仁科辰夫 ,第59回電池討論会 (2018).

リチウムイオン二次電池正極活物質の反応に及ぼすバインダの分散媒の影響

○阿部智幸、立花和宏、仁科辰夫;「リチウムイオン二次電池正極活物質の反応に及ぼすバインダの分散媒の影響」 1M28 p.218 セルを作製してから72時間放置し、電解液を膨潤させ た後のCVの結果、どのバインダの場合でも電流値がセ ル作製直後よりも減少した。 あべは、2008年に、それまでの研究をオリビン型LiFePO4の電極反応機構の解析及びバインダのイオン透過性に関する研究というテーマで修士論文としてまとめ、山形大学を卒業した⇒#390@卒論;。 【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),バインダと電子伝導の阻害⇒#2378@講義; バインダの参考文献⇒#1882@講義; サイクリックボルタンメトリー(CV)⇒#828@講義; 【学会】電気化学会@東京⇒#780@ノート; バインダーに関する研究⇒#27@プロジェクト;

○阿部智幸,立花和宏,仁科辰夫 ,2007年電気化学秋季大会 ,1M28 p.218 (2007).

クエン酸ゲルプロセスによるオリビン型LiFePO4の合成と高速充放電特性の評価

○阿部智幸、松田圭悟、立花和宏、遠藤孝志、仁科辰夫;「クエン酸ゲルプロセスによるオリビン型LiFePO4の合成と高速充放電特性の評価」 リン鉄酸リチウム(オリビン)⇒#1569@講義; ○舘謙太、立花和宏、仁科辰夫、渡邊 剛、安積麻未、松下卓史;「蓄電性ゴムを用いたリチウムイオン二次電池のアセンブルのための構成材料設計」 ○西俣 樹、立花和宏、仁科辰夫;「コッククロフト・ウォルトン回路を用いた組電池マネージメントシステムの最適化」 原 啓…らは、2006年に東京都江戸川区で開催された第47回電池討論会においてリチウムイオン二次電池正極活物質の結晶構造と高速充放電時におけるパワーの非対称性について報告している⇒#213@学会;。 あべ⇒#390@卒論; クエン酸⇒#2506@化学種; 【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),リン鉄酸リチウム(オリビン)⇒#1569@講義;

○阿部智幸,松田圭悟,立花和宏,遠藤孝志,仁科辰夫 ,第48回電池討論会 (2007).

クエン酸錯体法によるLiFePO4合成における焼成条件の検討

○渡邉貴太、阿部智幸、松田圭悟、立花和宏、仁科辰夫;「クエン酸錯体法によるLiFePO4合成における焼成条件の検討」 わたなべは、2010年に、それまでの研究をおりびんというテーマで修士論文としてまとめ、山形大学を卒業した⇒#403@卒論;。 リン鉄酸リチウム(オリビン)…は、リン鉄酸リチウム⇒#2886@化学種;はリチウムイオン二次電池⇒#1064@講義;の正極活物質⇒#1245@講義;として使われます⇒#268@レビュー;わたなべ⇒#387@卒論;。 たけ…ことが知られている⇒#1569@講義;。 【学会】平成19年度 化学系学協会東北大会@山形⇒#779@ノート;

○渡邉貴太,阿部智幸,松田圭悟,立花和宏,仁科辰夫 ,平成19年度 化学系学協会東北大会 (2007).

リチウムイオン二次電池正極活物質へのバインダー塗布によるレート特性変化

>1.講演題目 >リチウムイオン二次電池正極活物質へのバインダー塗布によるレート特性変化 >2.発表形式 >(1)口頭発表 >3.研究者氏名 >立花和宏(山形大学工学部物質化学工学科) >○阿部智幸(山形大学工学部物質化学工学科) >田中智(山形大学院理工学研究科生体センシング機能工学専攻) >仁科辰夫(山形大学院理工学研究科生体センシング機能工学専攻) >遠藤孝志(山形大学工学部物質化学工学科) >尾形健明(山形大学工学部物質化学工学科) >4.講演者氏名・連絡先 >山形大学工学部 物質化学工学科 阿部智幸 >〒992-8510 山形県米沢市城南4-3-16 >℡023-826-3781 >Fax023-826-3781 >E-mail c1_lab@yahoogroups.jp >5.所属学協会名 >なし >6.研究発表分類 >(I)電気化学 田中らの研究の発展です⇒#172@学会; 平成17年度化学系9学協会連合東北地方大会@宮城県仙台市⇒#157@ノート;

立花和宏,○阿部智幸,田中智,仁科辰夫,遠藤孝志,尾形健明 ,平成17年度 化学系学協会東北大会 (2005).

クエン酸錯体法で作製した高速充放電電極によるバインダのイオン透過性評価

クエン酸錯体法で作製した高速充放電電極によるバインダのイオン透過性評価 (1G19)p.169 講演分類 2.1:電池・エネルギー化学 講演形式 G:一般講演 全発表者氏名 阿部智幸(登壇者) 立花和宏 仁科辰夫 遠藤孝志 講演題目 クエン酸錯体法で作製した高速充放電電極によるバインダのイオン透過性評価 講演概要 高速充放電が可能なクエン酸⇒#2506@化学種;錯体法⇒#815@講義;で金⇒#70@化学種;集電体上にマンガン酸リチウム⇒#464@化学種;を直接合成しその電極を用いてリチウムイオン二次電池に使用されるバインダのイオン透過性についてをサイクリッックボルタンメトリー、SEM観察により評価した。 備考2 所属リスト 山形大学 阿部 智幸 立花 和宏 仁科 辰夫 遠藤 孝志 ○田中智らは、2004年に国立京都国際会館(京都市左京区宝ヶ池)で開催された第45回電池討論会においてリチウムイオン二次電池における正極合材のバインダーとアルミニウム集電体の表面接触特性について報告している⇒#172@学会;。 2006年電気化学秋季大

○阿部智幸,立花和宏,仁科辰夫,遠藤孝志 ,2006年電気化学秋季大会 (2006).