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説明 |
「品質」とは品物の性質のことですが、私達が日常生活で接触しているすべてのもの(衣食住・文化など)、つまり品物には何らかの性質を持っています。そして、 その性質が良いとか悪いとか判断して言うときに「品質がよい」あるいは「品質が悪い」などの評価をします。現在では、品物の概念を広く考えて、物質以外の、サービス、仕事の内容、顧客の満足度なども品質管理活動では、「品質」ととらえています。そのためには、生産する製品の規格や仕事の内容・サービスレベルを厳しく設定し、そのやり方を標準化して、ばらつきを出来る限り小さくする。それにより、品物・仕事についてより高いレベルの品質を達成させることが必要です。また製造工程においては管理図などをつかって適切に材料、寸法、機能などの視点からきちんと管理し、検査によって合格、不合格を判断して品質保証してゆかねばなりません1)。
【関連講義】品質管理,第5講 品質管理と品質保証2)3)
( 1)  品質管理概論妹能晴弥, 品質管理概論, 山形大学工学部物質化学工学科, ( 2006). ( 2)  第5講 品質管理と品質保証, 2007(平成19)年度―品質管理立花 和宏, 品質管理, 講義ノート, ( 2007). ( 3)  品質管理のしくみ松林光男、渡辺弘, イラスト図解 工場のしくみ, 日本実業出版社, ( 2004). |
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