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ID | ⇒#283@研究ノート; |
要約 | 【研究ノート】PF6とBF4の比較(アルミニウムの不働態化)⇒#283@研究ノート; |
日時 | 記録=2005/11/6, 修正=2005/11/6 |
研究者 | 立花 和宏 |
リンク | 関連外部URL=http://c1.yz.yam…, 学認共有URL=, 講義 研究 発表 業績 テーマ 製品 計算式 |
内容 | PF6とBF4の比較(電池サイクル)1) 
私たちの研究グループは集電体金属の不働態化とアニオンの種類について検討し、たとえばアルミニウムの不働態化にはフッ化物イオンの存在が重要であることを見出した。また___らは有機イオン種だけではアルミニウムの耐食性は得られないものの、フッ化物イオンを生成する無機イオン種を添加することでアルミニウムの耐食性が得られることを見出した。 表○に示すようにLiBF4とLiPF6、LiClO4の複塩のグループの中で、LiBF4とLiPF6のグループはアノード酸化の際の電位上昇速度を比較してもわかるようにフッ化物イオンを生成してアルミニウムにフッ化皮膜を生成させるという点で同一であるが、同じ複塩でも酸化皮膜を生成し、同じ複塩でも微量の水分によって塩化物イオンを生成してアルミニウムを著しく劣化させるLiClO4とは大きく性格を異にする2) 。 そしてたとえば前者のグループの電位上昇速度はBF4のデータからPF6のデータを予測することができる。
3) 
( 1)  PF6とBF4の比較(電池サイクル)立花和宏, 研究ノート, ( 2005). ( 2)  5V級リチウムイオン二次電池用正極集電体のアノード皮膜特性佐藤幸裕,○坂本裕輔,立花和宏,仁科辰夫,遠藤孝志,尾形健明, 第42回電池討論会, (2001). ( 3)  リチウム電池駆動用電解液中におけるアルミニウムの不働態化立花和宏、佐藤幸裕、仁科辰夫、遠藤孝志、松木健三、小野幸子, Electrochemistry, Vol. 69, No.9, pp.670-680, (2001). |
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