本研究では、EDLC電極の炭素ラジカル発生についてin situ ESR法を用いて測定し、電解質カチオンと溶液中の溶存酸素がEDLC電極でのラジカル量に及ぼす電解条件との関係を調べることを目的とする。
○吉田らは、2008年に〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1 九州大学医学部で開催された第47 回電子スピンサイエンス学会年会(SEST2008)において電気二重層キャパシタの電極における炭素表面ラジカル発生に及ぼす電解質カチオンの影響について報告している1)。
○伊藤智博,…らは、2009年に東京農工大学小金井キャンパス(小金井市中町2-24-16)で開催された2009年電気化学秋季大会においてIn situ電子スピン共鳴法による電気二重層キャパシタにおける炭素表面ラジカル濃度の依存性評価について報告している2)。
Tomohiroらは、2010年にApplied voltage dependence of carbon radical in electric double layer capacitor measured by in situ ESR spectroscopy and ac cyclic voltammetryについて報告し、ESRによるEDLC用電解液の劣化解析3) …と述べている4)。
【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),導電助材|電解液5)
【後輩】せきね6)、いしけん7)
電気二重層キャパシタの電極における炭素表面ラジカル発生に及ぼす電解質カチオンの影響○吉田真由美,小林賢雄,伊藤智博,立花和宏,仁科辰夫,尾形健明, 第47回電子スピンサイエンス学会年会講演要旨集, pp.162-163 ( 2008). In situ電子スピン共鳴法による電気二重層キャパシタにおける炭素表面ラジカル濃度の依存性評価○伊藤智博,小林賢雄,吉田真由美,立花和宏,仁科辰夫,尾形健明, 2009年電気化学秋季大会講演要旨集 ( 2009). 結果と考 > 考察と討 > 電極に内 > 導電助材|電解液, 電極に内在する界面仁科 辰夫, 卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, ( 2008).
( 1)  電気二重層キャパシタの電極における炭素表面ラジカル発生に及ぼす電解質カチオンの影響○吉田真由美,小林賢雄,伊藤智博,立花和宏,仁科辰夫,尾形健明, 第47回電子スピンサイエンス学会年会講演要旨集, pp.162-163 ( 2008). ( 2)  In situ電子スピン共鳴法による電気二重層キャパシタにおける炭素表面ラジカル濃度の依存性評価○伊藤智博,小林賢雄,吉田真由美,立花和宏,仁科辰夫,尾形健明, 2009年電気化学秋季大会講演要旨集 ( 2009). ( 3)  ESRによるEDLC用電解液の劣化解析,  プロジェクト. ( 4)  Applied voltage dependence of carbon radical in electric double layer capacitor measured by in situ ESR spectroscopy and ac cyclic voltammetryTomohiro ITO, Masakastu KOBAYASHI, Mayumi YOSHIDA, Tomohito SEKINE, Kazuhiro TACHIBANA, Tatsuo NISHINA and Tateaki OGATA, Electrochemistry, Vol.78, No.5, in press., ( 2010). ( 5)  結果と考 > 考察と討 > 電極に内 > 導電助材|電解液, 電極に内在する界面仁科 辰夫, 卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, ( 2008). ( 6)  In situ ESR法によるイオン液体を用いたEDLCの評価② -炭素電極のラジカル量と電位依存性の関係-関根智仁, 卒業論文, ( 2010). ( 7)  In situ ESR法によるイオン液体を用いたEDLCの評価① -炭素電極のラジカル量から見る経年劣化機構-石川健太, 卒業論文, ( 2010). |