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仁科辰夫教授 最終講義 2023.3.17 米沢キャンパス中示A
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【ナレッジ】 膜
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説明
フィルム。うすくてぴらぴらした物質と物質のしきり1)。あるいはしきる目的で作られた物質の二次元構造。主に液体や気体をしきります。液体の膜でしきられた気体を泡といいます。面とみなせる構造を持つ物質や材料。

物質によって透過性が異なる膜は分離や濃縮などの操作に応用されます。分離膜の一種である半透膜はコロイドの分離や逆浸透に使われ、イオン交換膜は海水から食塩を濃縮したりします2)。耐食性のある金属の表面には不働態皮膜が存在します。電池やコンデンサの正極と負極の接触を避けるために使うのは隔膜と呼ばれます。生体内の細胞の表面にある細胞膜にはさまざまな機能があります。その他にもDLC膜をはじめいろいろな膜があります。厚みが薄くなって量子力学的効果などバルクと異なる性質を持つようになった膜を薄膜といいます。
(1) t, 厚み, thickness, メートル, (物理量).
(2) 工業電解プロセス
山下正通、小沢昭弥, 現代の電気化学, 新星社, (1990).