□←→200412345678910111220051234567891011122006123456789101112 ID⇒#139@研究ノート; 要約【研究ノート】ウコギ葉の過酸化ラジカル消去能測定 H17年⇒#139@研究ノート; 日時記録=2005/7/25, 修正=2006/6/7 研究者尾形健明 リンク関連外部URL=http://amenity.y…, 学認共有URL=, 講義 研究 発表 業績 テーマ 製品 計算式 内容ウコギ葉の過酸化ラジカル消去能測定 H17年.6.1 【目的】 実験系を変え再度過酸化ラジカル消去能をESR測定し評価した。 【実験方法】 ウコギの葉に1,2,3分マイクロ波照射させ乳鉢で粉砕させ試料とした。試料を 0.1 g電子天秤で測り、リン酸緩衝溶液10 mlに入れる。マイクロテストチューブに2 ml取り、条件を20.0×1000 rpm、300秒間ホモジナイズする。さらに10×1000 rpmで円心分離器にかけ上澄み液を採取した。過酸化ラジカルを発生させ試料を入れESR測定した。 【結果と考察】 ESR測定した強度比を表に示した。コントロールの状態での強度比は0.55であるので全体的に過酸化ラジカル1)を消去しているのがわかる。また、強度比が大きく変化していないのでマイクロ波を照射しても過酸化ラジカルを消す物質は減らないと言える。しかし、2min, 3minではかなりのばらつきがあるのがわかる。過酸化ラジカル発生量が一定ではないのが原因であると考えられる。次にその原因についてさらに実験した。予備実験として高温漕で温める時間を10分から18分までに伸ばしてESR測定した。その結果をグラフに示す。グラフから熱を加えただけラジカルが発生しているのがわかる。つまり、過酸化ラジカル濃度は加えるAIBNの濃度だけに依存しているわけではなく、加える熱量に依存しているのがわかった。これらのことをふまえて実験系を見直し精度を高めることにした。まず高温漕での暖め方を全体が温められるように工夫した。さらに高温漕から取り出す際に、瞬時に過酸化ラジカル発生反応を止めるように試験管を水道水で冷やすことにした。その結果コントロールの状態での信号強度比は0.56,0.55,0,54と安定に出るようになった。 (1) 有機・高分子系のESR電子スピンサイエンス学会 監修, 電子スピンサイエンス&スピンテクノロジー入門, 日本学会事務センター, (2003). 研究ノート 2005/07/25 18:56:29◆ウコギ葉の過酸化ラジカル消去能測定 H17年 研究ノート… … … ESR法によるヒメウコギの抗酸化能評価の研究 … … … 試料… 2005/05/26 21:53:58 (ID=1570) 2005/05/25 10:47:23 (ID=1558) 2005/05/23 19:10:07 (ID=1521) 試料使用履歴… ページレビュー※ シボレスページレビュー…/一覧 HyperLink