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仁科辰夫教授 最終講義 2023.3.17 米沢キャンパス中示A

タンタル電極を使って電気分解した過塩素酸リチウム 一覧戻る進む
図. タンタル電極を使って電気分解した過塩素酸リチウム

項目
ID⇒#42@グラフ;
要約【グラフ】図にタンタル電極を使って電気分解した過塩素酸リチウムのESRチャート⇒#18@プロット;を示す。ここで、横軸は磁束密度⇒#40@物理量;であり、縦軸は吸収率⇒#238@物理量;である。この図よりタンタル電極を使って電気分解した過塩素酸リチウム/PC+DME⇒#847@講義; くぼ⇒#366@卒論; 過塩素酸イオン⇒#123@化学種;ではラジカルが生成するが、六フッ化リン酸…であることがわかる⇒#42@グラフ;。
名前タンタル電極を使って電気分解した過塩素酸リチウム
プロットタイプESRチャート
X軸磁束密度/ミリテスラ(331 ~ 342)11
Y軸強度/(無次元)(0 ~ 1)1
 
 
説明
タンタル電極使って電気分解した過塩素酸リチウムPCDME1)

くぼ2)

過塩素酸イオン3)ではラジカル生成するがッ化リンイオン4)ではラジカル生成しない
エダラボンラジカル捕捉効果がある
集電体アルミニウムタンタル5)つかった場合タンタル使った場合にラジカル生成するこのことは集電体にアルミニウム使った場合アルミニウム酸化していること意味する
導電助材塗布したタンタルでは過塩素酸リチウム分解してもラジカルあまり生成しないこのことは導電助材表面では溶媒が分解していること意味する

○久保篤嗣らは2005年に葉大学工学部で開催された2005年電気化学秋季大会において炭素塗布したバルブメタル表面上における有機電解液酸化分解のラジカル分析ついて報告している6)

○佐藤幸裕らは2001年に兵庫県神戸市で開催された電気化学会第68回大会において炭素導電助材圧着したアルミニウム電極用いたリチウム次電池駆動用電解液の分解挙動について報告している7)

(1有機電解液(リチウム電池、EDLC),電解液
仁科 辰夫, 卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2007).
(2リチウムイオン二次電池充電時の正極におけるラジカル生成条件
くぼ, 修士論文, No.1, (2007).
(3過塩素酸イオンClO4-, FW = 99.4506 g/mol, (化学種).
(4六フッ化リン酸イオンPF6-, FW = 144.9642 g/mol, (化学種).
(5タンタルTantalumTa, FW = 180.948 g/mol, (化学種).
(6炭素を塗布したバルブメタル表面上における有機電解液酸化分解のラジカル分析
○久保篤嗣,伊藤智博,立花和宏,仁科辰夫,遠藤孝志,尾形健明, 2005年電気化学秋季大会, (2005).
(7炭素導電助材を圧着したアルミニウム電極を用いたリチウム二次電池駆動用電解液の分解挙動
○佐藤幸裕・立花和宏・遠藤孝志・仁科辰夫, 電気化学会第68回大会, (2001).
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