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ID | ⇒#1931@研究ノート; |
要約 | 【研究ノート】DMPO-2-シアノ-2-プロピルパーオキシルルラジカルの溶媒存在下での分子軌道計算⇒#1931@研究ノート; |
日時 | 記録=2012/12/29, 修正=2014/6/14 |
研究者 | 伊藤 智博 |
リンク | 関連外部URL=http://mri.yz.ya…, 学認共有URL=, 講義 研究 発表 業績 テーマ 製品 計算式 |
内容 | DMPO-OOR・(DMPO-2-シアノ-2-プロピルパーオキシルルラジカル;DMPO-2-cyano-2-propyl-peroxyl-radical)の水,DMSO,ベンゼン溶媒下に存在するときのEPRパラメータを分子軌道計算によって求めた.
DMPO-O・と・ORに分離してしまうため,得られた超微細結合の値1)2)3)4)5)6)は,実験値7)8)9)10)11)12)13)と大幅に異なる結果になった.
→ 推測ではあるが,DMPO-OOR・は,ホモリシス(homolysis)をおこし,DMPO-O・とOR・に分解する可能性が高いのだろう.
【分子軌道計算の結果(一例)】
SCRF=CPCM,水 ε=78.3553
A(H19)=0.872114 mT14)
SCRF=CPCM,DMSO ε=46.826
A(H19)=0.839722 mT15)
SCRF=CPCM,ベンゼン ε=2.2706
A(H19)=0.787011 mT16)
使用ソフト
Gaussian 09W
【関連ノート】
AIBN由来の発生したDMPOアダクトのまとめ17)
2-シアノ-2-プロピルラジカル/2-シアノ-2-プロピルパーオキシルルラジカルの分子軌道計算18)
【表】
量子計算によるAIBN由来生成ラジカルのDMPOアダクトの超微細結合定数19)
【関連テーマ】
中~資は、2013年に、それまでの研究を過酸化ラジカル発生系の検討と抗酸化能評価法への応用というテーマで卒業論文としてまとめ、山形大学を卒業した20)。
( 1)  A(N) in Benzene,  数値. ( 2)  A(N) in water,  数値. ( 3)  A(N) in DMSO,  数値. ( 4)  A(H19) in water,  数値. ( 5)  A(H19) in Benzene,  数値. ( 6)  A(H19) in DMSO,  数値. ( 7)  A(N),  数値. ( 8)  A(H),  数値. ( 9)  0.1mM AIBN(0.2mM DMPO溶液)の光解離反応 のESRパラメータ,  数値. ( 10)  DMPO-OOR・のA(H),  数値. ( 11)  DMPO-OOR・のA(N),  数値. ( 12)  DMPO-OOR・のA(H),  数値. ( 13)  DMPO-OOR・のA(N),  数値. ( 14)  A(H19) in water,  数値. ( 15)  A(H19) in DMSO,  数値. ( 16)  A(H19) in Benzene,  数値. ( 17)  AIBN由来の発生したDMPOアダクトのまとめ伊藤 智博, 研究ノート, ( 2013). ( 18)  2-シアノ-2-プロピルラジカル/2-シアノ-2-プロピルパーオキシルルラジカルの分子軌道計算伊藤 智博, 研究ノート, ( 2013). ( 19)  量子計算によるAIBN由来生成ラジカルのDMPOアダクトの超微細結合定数,  表. ( 20)  過酸化ラジカル発生系の検討と抗酸化能評価法への応用中嶋 耕資, 山形大学 物質化学工学科, 卒業論文 ( 2013). |
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