燃焼などの化学反応に伴う熱量です。

物質１モルが酸素(O₂)と化合するとき（完全燃焼するとき）に発生する熱量を燃焼熱 x 〔kJ〕と言います。

また化合物１ mol がその成分元素の単体から生成するときに出入りする熱量のことを生成熱 x 〔kJ〕と言います。

二酸化炭素(CO₂)は、燃焼熱 x 〔kJ〕も生成熱 x 〔kJ〕も同じです。

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化学反応にともなって出入りする熱（エンタルピー¹⁾変化）を反応熱といいます。溶解熱²⁾、燃焼熱³⁾、生成熱⁴⁾、中和熱⁵⁾などがあります。反応熱を含めた化学反応式を熱化学方程式といいます。化学反応によって化学エネルギーは熱エネルギーに変換されます。

一般に融解熱や蒸発熱はジュール毎モル⁶⁾であらわされますが、ジュール⁷⁾であらわされることもあります。