説明 | 引用 |
【関連書籍】合成高分子化合物1)
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加熱すると柔らかになり冷却すると硬くなる成型加工しやい樹脂。加熱してどろどろになった高粘性の流体状態のプラスチックの流れを解析する手法を熱流動解析といいます。ポリエチレン1)、ポリプロピレン2)、ポリ塩化ビニル3)、ポリスチレン4)、ポリメタクリル酸メチル5)など。
自動車、家電製品をはじめいろいろなところに使われています。
パッケージのフィルムをヒートシールするためにラミネートフィルムの下層にコートしたりします6)。
( 1)  ポリエチレン,  ,  [-CH2CH2-]n, FW = 28.05376 g/mol, ( 化学種). ( 2)  ポリプロピレン,  ,  [-CH2-CH(CH3)-]n, FW = 42.08064 g/mol, ( 化学種). ( 3)  ポリ塩化ビニル,  ,  [-CH2-CHCl- ]n, FW = 62.49882 g/mol, ( 化学種). ( 4)  ポリスチレン,  polystyrene,  [-CH2-C(-Ph)H-]n, FW = 0 g/mol, ( 化学種). ( 5)  ポリメタクリル酸メチル,  ,  [-CH2C(CH3)(COOCH3)-]n, FW = 0 g/mol, ( 化学種). ( 6)  合成樹脂佐野博敏、花房昭静, 総合図説化学, 第一学習社, ( 1995). | ナレッジ |
PEと略すプラスチック。
紡織科展示室(教室)1)PE2)
| 化学種-ポリエチレン |
エチレン1)を付加重合させて合成する高分子化合物2)。軽くて耐磨耗性や耐薬品性に優れる反面、染色しにくい難点があります3)。PEと略されます。熱可塑性樹脂として食器、包装4)、フィルム、容器、電気絶縁材料などに使われます5)6)。
( 1)  エチレン,  ,  C2H4, FW = 28.05376 g/mol, ( 化学種). ( 2)  合成樹脂佐野博敏、花房昭静, 総合図説化学, 第一学習社, ( 1995). ( 3)  有機化合物実教出版, サイエンスビュー化学総合資料, 実教出版, ( 2005). ( 4)  包装鴨居郁三、堀内久弥、高野克己, 食品工業技術概説, 恒星社厚生閣, ( 1997). ( 5)  高分子化学野村正勝・鈴鹿輝男, 最新工業化学―持続的社会に向けて―, 講談社サイエンティフィク, ( 2004). ( 6)  肖像画5「まだまだこれから」―すばらしいポリマーたちJohn Emsley、渡辺正, 化学物質ウラの裏, 丸善株式会社, ( 1999). | ナレッジ |