静電容量 C 〔F〕のことです。
キャパシタンス=誘電率 ε 〔F/m〕÷セル定数 a 〔1/m〕
キャパシタンス=誘電率 ε 〔F/m〕×電極面積 A 〔m²〕÷電極間距離 d 〔m〕
キャパシタンス=電気量 Q 〔C〕÷電圧 V 〔V〕
電束密度 D 〔C/m²〕=誘電率×電場 E 〔V/m〕
誘電率=セル定数 a 〔1/m〕×キャパシタンス C 〔F〕
誘電率=表面電荷密度 σ 〔C/m²〕÷電場 E 〔V/m〕
セル定数 a 〔1/m〕=導電率 κ 〔S/m〕×電気抵抗 R 〔Ω〕
セル定数 a 〔1/m〕=導電率÷コンダクタンス G 〔S〕
セル定数 a 〔1/m〕=誘電率 ε 〔F/m〕÷キャパシタンス C 〔F〕
静電容量 C 〔F〕=一定の電流 I 〔A〕×一定の時間 t 〔s〕÷到達した電圧 V 〔V〕
静電容量 C 〔F〕=たまっている電気量 Q 〔C〕÷そのときの電圧 V 〔V〕
静電容量 C 〔F〕=電気二重層容量 Cd 〔F/m²〕×電極面積 A 〔m²〕
リアクタンス X 〔Ω〕=―1÷(角周波数 ω 〔〕×静電容量 C 〔F〕)
コンデンサ
インダクタンス L 〔H〕=透磁率 μ 〔N/A2〕×巻き数の2×コイルの長さ l 〔m〕×コイルの断面積 S 〔m²〕
電気エネルギー E 〔J〕=インダクタンス L 〔H〕×電流 I 〔A〕^2÷2
電気エネルギー E 〔J〕=電気量 Q 〔C〕^2÷キャパシタンス C 〔F〕÷2
電気エネルギー E 〔J〕=電気量 Q 〔C〕×電圧 V 〔V〕÷2
電気エネルギー E 〔J〕=キャパシタンス C 〔F〕×電圧 V 〔V〕^2÷2
コンデンサ
交流回路におけるコンデンサの特性を表します1)。実際の回路や材料をレジスタンス、キャパシタンス、インダクタンスで表現した回路を等価回路といいます。誘電率2)と面積の積。電極間距離に反比例。電気エネルギーのばね要素です。
【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),等価回路の構築とデバイスの特性3)。
(
1) 
AC回路ファインマン、レイトン、サンズ/戸田盛一,
ファインマン物理学4―電磁波と物性, 岩波書店, (
1971).
(
2) 
ε, 
誘電率, 
permittivity, 
ファラッド毎メートル, (
物理量).
(
3) 
等価回路の構築とデバイスの特性,
交流インピーダンス法仁科 辰夫,
卒業研究(C1-電気化学,
講義ノート, (
2008).